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設立の目的と使命

 富良野地域の保健医療及び福祉領域に働く専門職のうち、看護職員の不足は重要な課題となっており、本校はその解消を図ることを目的に、平成6年4月に開設しました。
 ますます進展する少子・高齢社会に対応するためには、看護師の資質を向上させ多くの領域で活躍できる人材の育成を図ることが求められています。本校は、富良野地域の保健・医療・福祉の分野において、温かな心で人々を支え看護の責任を果たすことのできる看護師の養成を使命としています。

沿革

平成5年5月校舎、学生寮建築着工
平成5年12月学生寮竣工
平成6年1月校舎竣工
平成6年2月第1期生入学試験実施 専修学校(専門課程)設置認可
平成6年4月校舎・学生寮新築落成式 初代学校長に新沼竜之助氏就任 第1期生入学式挙行
平成6年8月スポーツ交流広場竣工
平成6年10月第1回戴帽式実施(平成8年度を以って廃止)
平成7年4月第2代学校長に種田智恵子氏就任
平成9年3月第1期生卒業式
平成9年4月カリキュラム改正
平成12年4月第3代学校長に能條多恵子氏就任
平成15年12月開校10周年特別講演 記念誌発行
平成17年4月第4代学校長に登尾公子氏就任
平成21年4月カリキュラム改正 1学年定員を30名に変更
平成22年4月第5代学校長に丸昇氏就任
平成25年7月開校20周年特別講演 記念誌発行
平成28年4月第6代学校長に澤田貴美子氏就任
令和4年4月カリキュラム改正
令和5年4月第7代学校長に石川賀子氏就任
令和5年6月開校30周年記念特別講演 記念誌発行

校章

本校の校章は、富良野市章に富良野の特徴であるラベンダー色を背景にして、
中心の赤は動脈を表し、円をたどる青は静脈を表現しています。
中心に位置した看の文字は、看護の職業を表すものです。

学校長あいさつ

富良野看護専門学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本校は、平成6年(1994年)に富良野市立の看護師養成施設として設立されました。富良野市民の皆さまや富良野圏域の医療機関、関係機関の皆さまのご支援をいただきながら、これまで多くの卒業生が旅立ち、看護師として活躍しています。

わが国の総人口は平成20年(2008年)をピークに減少し続け、諸外国と比較してもハイスピードで少子高齢化が進行しており、社会保障制度と財政の持続可能性、人材不足などが医療現場にも大きな影響を与えています。医療ニーズの多様化、医療技術の高度化、医療DXの推進等の変化に対応していくために、看護師には俯瞰的に現状を分析して時代の流れを読み、専門職としての役割を自律的に果たす力が求められます。

本校では「生命の畏敬の念と人間尊重を基盤とし、温かく豊かな人間性と社会人基礎力を育み、あらゆる健康レベルにある人々への看護実践能力を養うと共に看護専門職としての自覚と責任、自ら学び続け自己啓発できる姿勢を培うこと」を教育理念としており、看護の対象となる方ひとりひとりの命と尊厳を守り、その生活の充実をめざしたケアを行うことができる看護師を育成することをめざしています。

皆さまが看護師になる夢を実現できるように、教職員が一人ひとりの学生と向き合い支援します。一緒に学んでいきましょう。

学校長 石川 賀子